BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)業界の企業を経営する油田さんは、「メンバーの育成」を軸にビジネスを成長させてきた経営者です。コーチングの本を読んで自己流に試しはじめるも、実際にどんな効果があるのか、どの講座が自分の考え方に合うのか分からない――そんなときに出会ったのが「エッセンシャルコーチングクラス」でした。受講後、Aさんのビジネスや人間関係にどんな変化が生まれたのかを伺いました。
受講のきっかけを教えてください。
はじめまして。BPO事業を展開している会社を経営しているAと申します。私は「メンバーの育成」を重視するスタイルで会社を運営してきました。もともとコーチング自体には興味があって、本を何冊か読んだりはしていました。でも「これだ」と思える講座をなかなか見つけられなかったんですよね。
そんなとき、たまたまエッセンシャルコーチングクラスの無料セミナーを知って受講してみたところ、「ここだ!」という直感があって、そのまま本講座に申し込みをしました。値段の幅もいろいろ、内容もいろいろあるなかで、どれが自分に合うのか迷いがちですよね。でも私の場合は、無料セミナーを受けて、自分のビジネスや「メンバーを育成する」という考え方とマッチする印象を持てた。それが決め手でした。
受講前と今では、どのような変化がありますか?
実際に受講して、いちばん大きく変わったのは自分の「内側」を意識するようになったことです。これって心理学や認知科学でも言われる“メタ認知”とか“自己認識”の向上に近いんじゃないかと思います。
たとえば怒りの感情や「なぜこの行動をしたいのか・したくないのか」といった、自分の感情の出どころや背景を以前より明確に捉えられるようになりました。コーチングのスキルを学ぶことで、相手の感情や思考を探るだけじゃなく、まず自分自身をより客観的に捉えられるようになったのは、大きな変化です。
自分の内側や背景に気づけることは、どのようなメリットがありますか?
自分の内側に、言葉にできていないものがたくさんあることに気づける。すると不思議なことですが、相手に対しても気づけることが格段に増えます。メンバーとのコミュニケーションで「この人はなぜ今、こういう表情や態度なんだろう?」と考えられるようになりました。
どうしても忙しいと相手の言葉尻だけを捉えがちですが、相手の内面に目を向けることで、お互いの目的や感情をすり合わせしやすくなりました。コミュニケーションの質があがったと感じています。質が上がることで、相手への良い意味での影響力も上がっていると思います。
また私自身、大きな目標を掲げていても、「なんとなく気分が乗らなくて行動しない」「自分の感情に振り回されて成果が出ない」ということが正直よくありました。でも、自分の感情を冷静に言語化し、なぜその状態になっているかが分かるだけで、気づいたらいつの間にか行動に移せるようになっているんですよね。「目標に近づくためにはどうすればいいのか?」という問いが自然に持てるようになる。なんとなく、漠然としていた言葉、明確になり、行動に移せることが増えたことは、大きなメリットです。
どのような方におすすめしたいですか?
働くすべての人です(笑)。
マネジメントや組織開発においてはもちろん、家庭にも応用ができると強く感じます。エッセンシャルコーチングクラスの学びは、部下や後輩だけでなく、家族やパートナー、友人とのコミュニケーションにいかせます。
会社での部下指導がうまくいかずに悩んでいる人や、人間関係を良くしたいと思っている人、あるいは“自分をもっと理解したい”という方には、ぜひ一度学んでほしいと思います。
自分も相手も大切にしながら、目標に向かって進めるようになる。そういう体験を得られるのが、エッセンシャルコーチングクラスの魅力だと思います。私もまだまだ学びの途中ですが、受講して本当に良かったと感じています。